虚無の上澄み

旧枠モダンなど、カジュアルなMtG関係の日記(?)…のはずだったんだけどなあ…。

旧モPT反省記(BGランデス案内の2)

気付けば前回の投稿から1週間!ゆっくりしすぎましたね。今回は完全に自己満足なのでざっくばらんにやっていきます。

 

目次

  1. BGランデスを持ち込んだ理由
  2. 各マッチの反省
  3. デッキそのものの見直し
  4. おわりに

 

 

1.BGランデスを持ち込んだ理由

 これはもう単純で、手持ちの中で一番勝てそうだったからというのが大きいです。明確に多くの詰みカードが環境に存在する上にろくに調整ができていない黒コントロールや、組んでからろくに弄ってすらいない緑単ストンピィでは確実に混迷極まった旧モのメタには太刀打ちできなかったでしょう。

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元気な声で投了を宣言しよう!

12月の旧モGPにて8ヒッピーとして産声を上げ、丸2か月ほど調整を続けたからこそ「このデッキなら勝てるのでは」と持ち込むに至りました。実際、前回も書きました通り多くのデッキに対し五分五分に持ち込めるこのデッキはメタゲームがあるんだかないんだかさっぱりな旧モ環境にあっていたと思います。ただ、まだまだ調整は足りなかったようで、1-3となり、4R目にてドロップという結果に。

 

*1

 

 

2.各マッチの反省

 それでは各マッチの戦績を振り返りつつ何がどうダメだったのかを振り返ります。

 

1R目 vsURマグニボア

×○○

 

はい、唯一勝ったマッチです。が、落とした1G目が大問題でして。僕が相手のデッキをカウンターバーンと誤認していたことも理由の一つではありますが、迫害の指定カラーを青と宣言した結果相手のハンドが稲妻×2、怒鳴りつけ×2、猛烈に食うもの、山、と見事に外してしまいまして。4マナ使って何もしない、この大きなテンポロスもありそのまま火力地獄に沈みました。

初期に比べて大きく多色化が進んできた旧枠モダン環境で《迫害》をアドバンテージソースにするのは不安だなと、前々から感じてはいましたが明確に裏目に出ました。うまく決まらなかったことは何度かありましたが、ここまで盛大に外したのははじめてのこと。2G目以降は相手の軽い事故もあって土地破壊でハメられたので勝てましたが、前述の一件は笑い話としてだけでなく調整不足を実感する一幕でもありました。

 

2R目 vsUGグランビル

××

 

 身内(?)卓で気が緩んだなんて言いません(1R目は二人して浮かれきっていたけど2R目以降は二人して真面目にやってたし)*2、前回記事でも書きましたがデッキに多く存在するパワーの低いカード、それらを多く引き込んでしまい接戦の末に負けました。こちらのダメージソースの多くが緑の生物なこともあってサイド後は冬眠の分あちらが微有利(ホントか?)でもありますし、こちらが《深淵の死霊》を解雇したことで《ペンデルヘイヴン》の支援を受けた相手のクロックを受け止める手立てが減っていることもありますが、それにしたってあとたったのライフ2点を詰められなかったショックは大きかったです。後半の無駄牌をどうするか、前回記事でも強調した問題点が浮き彫りになりました。

 

紹介

対戦相手の餅饅頭さんによる旧モらしいエピソード(?)に溢れた、調整と対戦の記録です。とても力の入ったものですので一読いただければ。

ancovered-mochi.hatenablog.com

 

3R目 vsBRコントロール

××

 

完敗でした。プレイングもダメでしたしマリガン基準もだめ、はしゃぎ過ぎた反動とか言ってる場合ではないですね。逆にランデスされた上から存在を忘れていた(むしろよく忘れられたな)《包囲攻撃の司令官》の鮮やかな着地…。何もかもダメダメでした。デッキどうこうではなくもうプレイヤーがダメ。精進します…。

 

4R目 vsドロマーコントロール

××

 

ドロマーコントロール、とは言いましたが、後に聞くところによればメインには《燻し》を、サイドには《強迫》をタッチしたタイプの青白コントロールといった趣のようで。この1G目はランデス戦略がうまくハマってくれて、2G目も相手のメサ全力起動に対応しての《帰化》など、木偶人形みたいだった3R目に比べればだいぶマシだったのですが根本的な解決には至らず。ここにきて、デッキのマナベースに大きな疑問を抱くようになりました。(こちらは詳しく後述します)

 

ここでドロップ。最後まで遊びたかったんですがお腹減ったのと旧モモミールやりたかったのとありまして。

 

 

3.デッキそのものの見直し

 各マッチを振り返り、デッキの抱える問題点を細かに洗い出してきたわけですが、それをどう反映していくかを考えていきます。

 

・《迫害》はもう弱い

 さて、前述の通り僕は見事に《迫害》の色の選択を誤ってマッチを落としている訳なんですが、色を間違えたからとかそういう問題でもなくなって来ているんですよね。なんといっても2色以上が標準の環境になってきましたから、そもそもの効き目が薄くなってきているのです。そこに加えて色の指定による不安定さもありますから、決まれば大きなアドバンテージを生み出してくれるのですが決めることがそもそも難しくなってしまっています。強いカード、だけれども環境にはあっていないと判断せざるを得ません。デッキの戦術からして、《迫害》の枠は《呆然》にするのがよさそうです。他にも《荷降ろし》ならば終盤に引いてしまった場合により良い回答を探しに行けますので候補足り得るでしょう。

 

・不要牌の処理

 なかなか難しいのがこちら、不要牌の処理。終盤に引いてしまったマナクリーチャーや無駄な土地…。これらをどう活かすべきなのかを考えます。

 まあ活かすもクソもルーティングしたいよねルーティング!捨てたら引く!引いたら捨てる!新陳代謝!というわけで候補に挙げたいのは《キマイラ杖》《愚鈍な自動人形》《ゾンビの横行》の三種。《キマイラ杖》であれば終盤に引き込んだマナソースもサイズアップという形で活かせますし、《愚鈍な自動人形》《ゾンビの横行》の二者はそのままクロックにできます。場合によっては引きに行ける点も《愚鈍な自動人形》の大きな強みですね。終盤に無駄なく動けるようになるカード、その不足がこのデッキの明確の弱みでしたのでなんとしてもこれらのうちどれかは入れたいですね。

 

・甘えたマナベース

 なんでか知らないけど僕は《樹上の村》を1ターン目に緑マナが出せる土地として平然とカウントしていたんですよね。しかも《森》よりも《沼》が多いし。そりゃマリガンも増えるよね。そして、痛い土地筆頭《真鍮の都》。回していて気付いたんですがこのカード本当に2枚も必要なんでしょうか…?1枚でいいのでは…?と疑問発生。兎にも角にも、マナベースの見直しもしなければと思います。

 

 

4.おわりに

 そこそこ勝てるようになってきたし完成と言っていいだろう、と甘い考えで乗り込んで見事な負けっぷりを披露した反省もこのあたりで〆たいと思います。幸いにも、まだまだやれることがあるわけですからね、あきらめず今後も改良を続けたいと思います。

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ではまた!

*1:8ヒッピーだった頃

*2:躁鬱ではない