プロフェシードラフト体験記
プロフェシードラフト楽しかったです。2-1。 pic.twitter.com/rM4gMwg1bC
— ひろぼう (@1996_hirobo) 2019年2月10日
先日行われた旧枠モダンPTに参加してきました。結果は予選にて1-3でドロップ。
残念な結果に終わってしまいましたが、群馬にて行われるGPに向けて気持ちを切り替えたいですね。
サイドイベントはこちら!#mtg群馬cs #mtgjp #旧枠モダン #開封大好き pic.twitter.com/yndUNT8emG
— だいひょ@コミかる (@daihyo_jp) 2019年2月8日
前置きはほどほどに、早速本題であるプロフェシードラフトのプレイレポの方を。
旧枠モダンPTでは旧モモミールをはじめサイドイベントが充実しておりまして、今回はプロフェシーを用いたドラフトも行われました。
「プロフェシーの箱って最近値上がりしてない?」とお気づきのあなた、なかなか鋭い。
今回使用されたのは某所にて投げ売りされている中国語のプロフェシーが使用されました!参加費たったの500円!安い!
安かったことももちろん参加理由の一つですが、「プロフェシーのリミテッドは面白い」という都市伝説(?)の真偽を確かめたかったこともありまして。
で、実際に参加してどうだったのか?ムチャクチャ面白かったです!
皆さんご存知の通り、プロフェシーに収録されているカードはとても弱いです。
どれくらいかと言うと、デメリットのない熊ってだけで強いです。マジです。
僕も今回プレイして痛感しました。デメリットのない熊は、強い!
生物も全体的に小ぶりで、戦場に並ぶのは1/1と2/2ばかり。タフネスが3もあればブロッカーとしては十分すぎるほどでした。そういった事情もあり、コンバットトリックはとても重要に感じました。というかバットリが強い。
そういった生物の質による独特さもありますが、リスティック呪文や能力にはじまり、土地のタップ、アンタップ状態を参照するカード群。それらの要素が組み合わさって生まれる独特の駆け引きが好印象でした。
前述の通り、3/3もあれば生物としては破格なプロフェシー。
当然《キマイラ像》も強力な一枚なのですが、能力を起動すると土地がタップアウトしてしまうわけです。
そうすると、相手のリスティック呪文に対して無防備になってしまう。
リスティック呪文というとやはり皆さん通らない前提で評価されていることでしょうが、プロフェシーのリミテッドではこいつが通ります。そして、通ってしまった時のリスティック呪文はバケモンです。
そして、《キマイラ像》をはじめとして強力なカードは自分のマナを寝かす物が多いです。
相手のフィニッシャーが飛び出して来ても、まだまだ勝負はわかりません。無防備な相手にハイリターンスペルをぶち込みましょう!
まあ適切に対処できなければそのまま負けてしまうんですけどね。
総評として。
MtGのルールに則った、全く新しいゲーム体験と言いましょうか。
プロフェシーというセットは間違いなくパワーの低いセットですが、それを一切感じさせない魅力的なゲームでした。
特に、前述の通り通常のMtGとは全く違った駆け引き。これは他ではなかなか味わえないものだと思います。
普通のMtGに疲れてしまった方は是非一度、体験してみては如何でしょうか。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました!
最後に、個人的に使ってて楽しかったカードの紹介をば。
《尾長獣》
5マナ4/4。プロフェシーでは異常とも言えるサイズに「ブロックされる度に相手はコントロールしている土地を生け贄に捧げる」と言う強烈なメリット能力を持っています。誤植かと思うでしょ?生け贄に捧げるのは何度確認しても相手の土地です。しかもコモン。お前おかしいよ。
《体力奪取》
+1/+1修正と-1/-1修正を同時に行えるインスタントです。単純に単体除去として優秀でした。1/1多いんだもん。最大で2/2のサイズ差を埋められるバットリとしてもよく使ってました。
《グリールのなで回し》
強烈なデメリットを持っているものの優秀なフライヤー、《厄介なスピリット》。そいつに向けてえいっと投げてやるとリスティック呪文が通し放題になります。
気持ちいい。