虚無の上澄み

旧枠モダンなど、カジュアルなMtG関係の日記(?)…のはずだったんだけどなあ…。

【マナストライク】迎撃!そして反転侵攻! ~槌のコス紹介~

 お久しぶりです。先日スマホの機種変更を行いまして、それを機に『Magic: ManaStrike』を始めたのですがそりゃもうドハマリしてしまい。なんとなくで使っていた槌のコスだったんですが、なんとかランク8に到達!そして気づいたらトップランカー(?)になっていたのでこりゃなんか書いておいた方がいいかなと思いまして、簡単にですが槌のコスについてお話していきます。

 

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勝ったり負けたりが激しいだけで残念ながら一番強いわけではない

 

 

 「そもそも『Magic: ManaStrike』ってなんなの?」って方はこちらをご覧いただければと思います。

ancovered-mochi.hatenablog.com

▲おなじみ餅饅頭氏によるホットな記事。必見!

 

目次

1.ざっくり紹介!

2.どう戦うの?

3.ここが辛いよ槌のコス

4.カードPU!

5.おわりに

 

1.ざっくり紹介!

 早速ですがコスの基本的な性能について軽く触れていこうと思います。が。まずはなんといっても、現在ならばマジックパス*1のおまけで手に入る*2のは嬉しいポイントじゃあないでしょうか。

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特技は生存報告


 肝心の性能のお話に入りたいと思います。槌のコスは自分の陣地と相手の陣地とで行動パターンが変わるユニークなパッシブスキルが最大の特徴です。自陣内では地上・空中問わずヒットする迎撃に適した広範囲近距離攻撃を行い、敵陣内では侵攻に適した岩石硬化状態になり建物のみを攻撃するようになります。性能の変わるPWは他にもいますが、前述の通りコスの場合はパッシブスキルですのでスキルカードを必要とせず、自動で変身することがそれらとの違いになります。

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火力は並だが飛びぬけて“タフ”

 

 パッシブスキルが変身なら、スキルカードはどんなものなのか。この溶岩の鎧4秒間攻撃力を上昇させ、敵から受けるダメージを全て減少させます。元から高いHPと相まってとにかくタフになるのが最大のポイント。とは言え持続は決して長くないので過信は禁物です。

 

 さて、テキストの読み上げはここまで!次の章は基本的な運用のお話になります。

 

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2.どう戦うの?

 あくまでも自分なりの運用法となってしまいますが、コスでどう戦うのかについても触れておきましょう。

 まず、どういうタイミングで盤面に送り込むのか。相手の前線部隊が自陣内に侵入してきたタイミングで、迎撃のために送り出すことが多くなるでしょう。地上・空中問わずヒットする範囲攻撃を活かし、1対多の戦闘であっても難なくこなしてくれます。とは言え限界はありますから、《孔の歩哨》《憑依された護衛》などでバックアップしてやりましょう。

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相手の侵攻に合わせて登場!カウンターを決めろ!

*3

 

 迎撃を終えると自動的に相手陣地に入って行き、そのまま岩石硬化状態になるかと思います。そうしたら適当なクリーチャーと一緒に攻め込んでいきましょう。この状態では相手のクリーチャーやPWに対しては一切反応しなくなりますから、《地獄乗り》と一緒にラッシュをかけたり、《静電気式打撃体》に露払いを任せたり臨機応変な展開を。

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敵陣に侵入!と同時に変身!

 この時、状況が状況なら一切援護せずにおくのも一つの戦術。逆サイド(?)の戦闘が激化しているのなら集中的に攻撃されることで早めに退場してもらい、再び迎撃に出すようにしましょう。

 こうした迎撃からの一転攻勢、まさしくカウンターと言うべき戦術に惹かれる方も多いのではないでしょうか?「タワーディフェンスなんだからディフェンスも楽しみたい」なんてマゾっ気のある方にはオススメです。

 

 大まかな槌のコス自身の扱い方は以上になります。基本的には迎撃性能の高さを活かすように、後手での行動を意識しましょう。その他のクリーチャー等も同様、マナがあふれそうなら適当にコストの軽いものを戦場に送り込む程度にとどめ、積極的な展開は控える方がいいかと思います。

 

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3.ここが辛いよ槌のコス

 ここまでは槌のコスの強みとそれをどう活かすのかを簡単に説明してきましたが、ぶっちゃけ弱い扱いにくいです。どの辺りがどう問題なのか、そこにも触れておこうと思います。

 

問題点1:変身をコントロールできない

 岩石硬化状態は、相手の陣地に入るという非常に緩い条件での変身となります。自陣内での迎撃を終えるとそのまま次の標的、相手のサブガーディアンであったり敵陣内の別なクリーチャーだったりに向かっていくんですが、そこで敵陣に入るとそのまま変身!対処したい連中を無視して建物に向かっていきます。継続して迎撃に当たってほしくても、こうして勝手に変身してしまうのでウリであるはずの迎撃性能を活かしきれない場面もしばしば。最大の天敵は《コーの絡め取り》で、登場時能力の「引っ張り」で敵陣に引き込まれるとそのまま変身!迎撃も出来ない上に異常なDPSを誇る《絡め取り》に一瞬で膾斬りにされます。散々。

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たった2コストで全てを台無しにしてくる

 

問題点2:溶岩の鎧のタイミングが難しい

 スキル、溶岩の鎧は前述の通り持続は4秒間になります。3分間という短いゲームで考えれば十分な時間なのかもしれませんが、体感としてやっぱり短いです。そもそもコス自身の攻撃間隔が1.8秒なので攻撃力上昇の恩恵を受けられるのはよくて2回ほど。スキル発動時には隙もできますから、変なタイミングで使うとそのまま攻撃できずに退場と言うこともあります。それでも高い攻撃力から繰り出される範囲攻撃は魅力ですし、何より高いHPを更に伸ばせるのは明確に強み。中途半端さを感じる場面は多いですが、体感以上に優秀なスキルには違いありません。考えなしに使うとかなりもったいないので、コスを使う上で最も意識すべき点になってくると思います。

 

問題点3:赤単色である

 『Magic: ManaStrike』ではPWに割り振られたカラーのカードが使えるのですが、槌のコスは赤単色になります。つまり多色のPWに比べるとカードプールが狭いということなんですが、コス自身の器用貧乏さもあり課題としてはかなり大きなものになっています。また、赤単色には最初から使えてかつ扱いやすい性能のチャンドラがいますから、その点でもコスを選択する意義は薄いです。

 

問題点4:攻めきれない

 本人の迎撃性能の高さは本当にピカイチで、他の追随を許さないものなのは間違いないです。少なくとも僕はそう思っています。しかし攻撃性能となると話は別。溶岩の鎧状態でないと攻撃力は並ですし、DPSも低いため思った以上にサブガーディアン相手でも時間がかかってしまうのです。幸いタフなので攻撃回数自体はそこそこになりますから、生き残りさえすればしっかり倒してくれますがDPSの低さは見逃せません。高レート帯に入れば多様な建物カードが用いられているのも向かい風。サドンデスに突入してそのまま負けor引き分けと言うのは珍しくない光景です。攻めるときには攻撃力が高いクリーチャーや各種スペルでしっかりと介護を。

 

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4.カードPU!

 迎撃と侵攻を得意とする*4コスですが、続いては相性のいいカードをいくつか紹介していきたいと思います。*5

 

《憑依された護衛》《火の祭殿の守り手》

 コス同様、“タフ”さがウリの低コストクリーチャーです。地上しか攻撃できませんが、迎撃でも侵攻でも頼りになることでしょう。

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地味に名前が変わったアイツ

 

《シヴ山のドラゴン》《風雲艦隊の剣客》《静電気式打撃体》

 範囲攻撃可能で攻撃性能が高い面々です。コスの後ろから援護するように展開する形になるかと思います。《打撃体》を除く2体は空中の相手にもヒットするのが強み。クワガタやカラスの群れを叩き落としてやりましょう。とは言えどちらも耐久面にはやや難がありますので、展開は慎重に。《打撃体》は意外にもそこそこタフです。

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剣で戦わない

 

 ・《孔の歩哨》

 赤の建物と言えば現状コレ一択。地上への遠距離攻撃とスリップダメージは混戦にて大いに役立つことと思います。ただ、そこまで抜群に耐久が高いわけではないので注意。

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空いた穴の上に置くと気持ちいいがあまり意味はない

 

《ショック》

 赤いデッキの大定番ですが、攻撃間隔の長いコスのサポートとして気絶効果は物凄く優秀。ダメージの効率こそそこそこ止まりですから、自身のスタイルに合わせて《漸増爆弾》《絶滅の星》と相談。

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稲妻ではなくショック

 

 特筆しておきたいのはこんなところでしょうか?あとは赤の定番カードを自分好みに吟味していただければ。

 

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5.おわりに

 「コス持ってはいるけど使い方分からんなあ…。」と、そう悩んでいる方は結構多かったんじゃないでしょうか。使うにしろ使わないにしろ、何らかの一助となっていれば幸いです。

 かなりピーキーな性能をしてはいますが、使っていてとても楽しい…、楽しい…?いや結構辛いし素直にすすめづらいなやっぱ…。この間一気にレート250くらいとけちゃったし…。「レートがいくらとけようが気にしねえ!俺はコスの性能が気に入ったぜ!」と言う根っからのマゾ剛毅な方は是非、試してみてくださいね!それでは。

 

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*1:バトル報酬を豪華にできる課金要素。内容もそこそこ良くかつリーズナブルなのでとりあえずのお布施ならこちらを推奨。

*2:2020/03/06現在のコスシーズンでのお話

*3:戦闘画面はリプレイより。以下も同様です。

*4:諸説あります

*5:一部はランク上昇に伴っての解放となりますのでご注意を